― 良縁を招き、流れを整える供養香 ―
招き千手香は、招き千手観音を供養するために調えられた供養香です。
その調香と製法は、他の供養香と同じく、口伝として大切に受け継がれてきた奥義に基づいています。
千手観音は、衆生を救うために「千の手」と「千の目」を持つ観音さまとして知られていますが、
招き千手観音は、その力を良縁を招くために用いる存在とされています。
南北朝時代の争乱の中で像や記録の多くが失われ、
現在ではごく限られた伝承のみが残る、特別な観音さまです。
招き千手香は、
人と人とのご縁、仕事や契約、巡り合わせといった
現実の流れを整えることを目的として調えられています。
玄関で焚いてから外出すると、
その日一日の出会いや出来事が、なめらかにつながりやすくなると伝えられています。
また、職場や仕事場で焚くことで、
話がまとまりやすくなったり、契約やご縁が結ばれやすくなるとも言われています。
香りは穏やかでありながら、場の空気を静かに切り替える力を持ち、
人の気配や想念が交差する空間を、落ち着いた状態へと導きます。
「頑張るため」ではなく、
余計な滞りをほどき、本来の流れに戻すためのお香です。
大切なご縁や節目の機会に、
心を整え、感謝とともにお使いください。
